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工作機械業界の「甲子園」今年は9チーム参戦

工業会主催の野球大会、メーカー首脳も応援に熱
工作機械業界の「甲子園」今年は9チーム参戦

始球式を行う牧野日工会副会長

 日本工作機械工業会(日工会)の「第56回野球大会」(日刊工業新聞社など後援)が20日、東京都品川区の大井ふ頭中央海浜公園で開幕した。オークマなど会員の工作機械メーカー9チームが参戦。時折雨脚が強まるあいにくの空模様の中、緊迫の好ゲームが繰り広げられた。

 開会式で石丸雍二日工会専務理事は「仕事で培ったチームプレーの精神と練習の成果を発揮してもらいたい」と熱戦を呼びかけた。選手宣誓ではジェイテクトの森田将仁主将が「一戦一戦を全力で戦う」と真剣勝負を誓った。

 同大会は1957年から続く工作機械業界の夏の風物詩。初日は牧野二郎牧野フライス製作所社長(日工会副会長)、武藤公志浜井産業会長(同理事)、中島圭一シチズンマシナリー社長ら首脳が激励に訪れた。決勝戦は21日に開かれる。

 20日の結果は次の通り。
 【1回戦】◇DMG森精機13―6三井精機工業【2回戦】◇オークマ0―1牧野フライス◇シチズンマシナリー4―0浜井産業◇ジェイテクト1―2コマツNTC◇ヤマザキマザック7―0DMG森精機
日刊工業新聞2015年08月21日 機械・ロボット・航空機面
斉藤陽一
斉藤陽一 Saito Yoichi 編集局第一産業部 デスク
現地特派員からの情報によると決勝戦には牧野フライス製作所とヤマザキマザックが進出。4連覇を狙ったコマツNTCは準決勝で散る波乱の展開に。

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