世界のビール生産量、30年ぶりマイナス
キリン調べ。2014年は新興国の景気減速が影響
キリンが10日まとめた「2014年 世界主要国のビール生産量」によると、14年の世界ビール生産量は前年比0・5%減の約1億9100万キロリットルと、30年ぶりに前年を下回った。景気減速の中国などアジアで生産量が減ったのが影響したほか、ロシアも大幅に減少した。
国別では、中国が生産量1位の座を保ったものの、伸び率は同3・1%減で約4493万キロリットルだった。2位の米国は同0・2%増の2254万キロリットル。3位はブラジル、4位はドイツで、5位は同8・2%減のロシアに代わり、同横ばいだったメキシコが入った。
日本は同1・1%減の546万キロリットルとわずかに減少。缶チューハイやワインなど消費者の嗜好の多様化を反映した。ただ、順位は7位で前年と同じだった。
国別では、中国が生産量1位の座を保ったものの、伸び率は同3・1%減で約4493万キロリットルだった。2位の米国は同0・2%増の2254万キロリットル。3位はブラジル、4位はドイツで、5位は同8・2%減のロシアに代わり、同横ばいだったメキシコが入った。
日本は同1・1%減の546万キロリットルとわずかに減少。缶チューハイやワインなど消費者の嗜好の多様化を反映した。ただ、順位は7位で前年と同じだった。
日刊工業新聞2015年 08月 11日 3面