博物館を案内する「ARキャラ」の仕組み

凸版印など技術開発

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参加者のタブレット端末に、案内ガイドが遠隔操作するARキャラクター(右端)を表示(イメージ)
 凸版印刷は、TISと共同で、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を組み合わせて遠隔地から博物館内のさまざまな案内ができる技術を開発した。博物館内で離れた場所にいる案内者の動きや声をARキャラクターで再現し、来館者が持つタブレット端末に表示する。少子高齢化や後継者不足の課題解決に向け、製造現場での人材育成や技術伝承のほか、伝統芸能など幅広い分野で同技術の活用を見込む。2021年までに関連受注を含めて約30億円の売り上げを目指す。

 凸版印刷が運営する印刷博物館(東京都文京区)で実証実験を実施した。参加者が手にしたタブレット端末に、案内ガイドが遠隔操作するARキャラクターを表示。案内者はヘッドマウントディスプレーに表示されたVR空間で参加者の動きを確認する。マイクを通じて参加者と会話し、要望に応じて展示物の説明も行った。

日刊工業新聞2019年3月27日

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