日本酒ブームはやっぱり本物!ミラノ「ジャパンサローネ」で引き合い殺到

「チーズにこんなにマッチするとは!」全国連、秋にはロンドン、ベルリンと欧州ツアー

ミラノでの商談では、バイヤーの日本酒への高い関心がうかがえた
 イタリア・ミラノで開催された「ジャパンサローネ」で日本酒が人気の的に―。全国商工会連合会は6軒の蔵元を率いて参加したところ、引き合いは135件も入った。海外では日本食ブームに連動し、日本酒ブームがおきつつある。全国連では9月からロンドンで、10月からはベルリンで飲食関係の展示会に出展、日本酒ブーム創出に一役かう。

 全国連は中小企業・小規模企業の育成・発展支援の一環として今回、2015年ミラノ国際博覧会に関連してステッリーネ宮殿で実施された「ジャパンサローネ」に参加。日本全国の33蔵元が50種の酒を出展。7蔵元は現地入りしイベントに臨んだ。

 現地入りしたのは島崎酒造(栃木県那須烏山市)、下越酒造(新潟県阿賀町)、西山酒造場(兵庫県丹波市)、梅津酒造(鳥取県北栄町)、室町酒造(岡山県赤磐市)、天草酒造(熊本県天草市)、町田酒造(鹿児島市)。イタリアの飲食関係者や一般人を対象に33蔵元50種の焼酎、果実酒を含む”日本酒“の試飲会を開催したほか、日本酒文化や製造法、種類などを伝えるSAKEセミナーを実施した。

 バイヤーからは「カリフォルニア産の酒しか飲んだことがなかったが、初めて本物の酒の味に出会った。信じられないくらい香りが高い」などの声が上がり、商談を繰り返す姿が見られた。また、「こんなに奥深い飲み物だと思わなかった」「チーズにこんなにマッチすると思わなかった」など一般の来場者からも称賛の声が上がった。

 全国連では9月6日からは3日間のロンドンの「スペシャリティー&ファイン・フード・フェア」に、10月6、7の両日はベルリンの「バー・コンベント・ベルリン」に出展、参加する。

2015年08月13日日刊工業新聞 モノづくり基盤・成長企業面

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明豊
デジタルメディア局
局長

酒文化ツーリズムのインバンド需要などと相乗効果を発揮して、日本の酒蔵に刺激になればいい。

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