町工場をモノづくり体験オープンスペースに!

丸栄機械製作所、本社工場を開放−モノづくり啓発、機械設備40種類用意

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「匠の駅」で機械を操作する岡部会長
 丸栄機械製作所(新潟県長岡市、岡部恒夫社長、0258・22・1480)は、本社工場(新潟県長岡市)の空きスペースを発明や商品開発、修理、再生の場として開放する取り組みに乗り出した。機械と材料を含めて一般の場合で1人当たり月額1000円(消費税込み)で何回でも利用できる。地域の活性化などを目的としており、岡部福松会長は「特に子供にモノづくりに興味をもってもらいたい」と説明している。

 「ながおか鉄工町 匠(たくみ)の駅」(0258・27・2500)として開放するスペースの面積は約200平方メートルで、旋盤やフライス盤、平面研削盤など約40種類の機械設備を用意した。鋼材やアルミニウム、プラスチックなどの材料を使用できる。安全・安心を確保するため岡部会長が機械の操作などを指導する。

 基本的に土、日、月曜日の10―16時に場所を開放する。利用料金は小中学生・高校生が1人当たり月額500円(消費税込み)。一般の場合も含め、何回でも機械と材料を利用できる。岡部会長は「見るだけではなく、実際につくってもらいたい」としている。

 モノづくりを啓発するだけではなく、岡部会長は食事をしながら話ができるスペースなども設けた。「モノづくりを志す者同士の交流で知的創造を生み出す」とし、企業間交流や起業支援などを通して地域のモノづくり産業を活性化する狙いもある。
 同社は2012年に研削盤の生産機能を全面的に本社工場から宮内工場(新潟県長岡市)に移管した。これに伴って空きスペースと旧式の機械、端材を有効活用するため、今回の取り組みを始めた。

日刊工業新聞2015年04月08日 機械・ロボット・航空機面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

ハードウェアスタートアップを支援するDMM.make AKIBAのような場所が、新潟にも! しかも月額1,000円(小中学生・高校生が1人当たり月額500円)で本格的な機械を使えて、会長の匠サポートつきとは…なんて良心的なのでしょうか!! 子供たちには夏休みの宿題などだけはなく、もっともっと本格的なモノづくりに挑戦してほしいです。

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