“シャープのダイナブック”とロボホンが連携営業
人員を一部移管
シャープは家電事業の営業機能の一部を、2018年10月に東芝から買収したDynabook(ダイナブック、東京都江東区)本社に移管した。シャープの家電やスマートフォン、ロボット型携帯電話「ロボホン」などを対象に、ダイナブックのパソコンと商品・販路の相互活用を進める。連携を生かして顧客のニーズをつかみ、最終的にはパソコンを自社のIoT(モノのインターネット)家電などと機能的に連携させ、パソコンの付加価値を高める。
シャープが東京・芝浦に構える東京ビルに在籍していた新規開拓や企画立案を含む営業担当者約20人が、ダイナブック本社で業務を始めた。それぞれの販路を生かして既存商品を拡販しつつ、製品間の相乗効果を模索する。
10年にパソコン事業から撤退したシャープは、ダイナブックの買収で再参入した。ダイナブックに所属するIT系技術者を獲得できた。具体的な連携内容は検討中だ。ただ、シャープはあらゆる製品がインターネットでつながるIoT対応の家電を増やしている。連携によってこうした家電の利用状況をパソコンで確認したり操作したりできるといったサービスが可能になる。
またロボホンは、20年度に小学校で必修化されるプログラミング教育向けに需要が高まっている。ロボホンの対話や動きをプログラミングする際にパソコンを使うため、相乗効果を見込みやすい。
シャープが東京・芝浦に構える東京ビルに在籍していた新規開拓や企画立案を含む営業担当者約20人が、ダイナブック本社で業務を始めた。それぞれの販路を生かして既存商品を拡販しつつ、製品間の相乗効果を模索する。
10年にパソコン事業から撤退したシャープは、ダイナブックの買収で再参入した。ダイナブックに所属するIT系技術者を獲得できた。具体的な連携内容は検討中だ。ただ、シャープはあらゆる製品がインターネットでつながるIoT対応の家電を増やしている。連携によってこうした家電の利用状況をパソコンで確認したり操作したりできるといったサービスが可能になる。
またロボホンは、20年度に小学校で必修化されるプログラミング教育向けに需要が高まっている。ロボホンの対話や動きをプログラミングする際にパソコンを使うため、相乗効果を見込みやすい。
日刊工業新聞2019年2月11日