日清紡は素材メーカー?次期社長「サービス領域も広げたい」

村上雅洋副社長が次期社長に内定

 日清紡ホールディングスは31日、3月下旬の定時株主総会後に村上雅洋副社長(60)が社長に昇格する人事を内定したと発表した。河田正也社長(66)は代表権のある会長に就く。トップの若返りを進め、グループ連携を強化。自動車の先進運転支援システム(ADAS)やヘルスケアなど、グループの総合力を発揮できる事業領域で成長を目指す。

 同日、記者会見した村上次期社長は「モノづくりだけに固執せず、作った物から生み出される価値を活用したサービスの領域でも事業を広げたい」と説明。センサーを使ったデータビジネスなどの拡大に意欲を示した。

 河田社長は「持ち株会社制移行からの10年間でグローバル化、グループ化が進んだ。さらに浸透、展開させてほしい」と村上次期社長に期待を寄せた。

【略歴】村上雅洋氏(むらかみ・まさひろ)82年(昭57)滋賀大経卒、同年日清紡績(現日清紡ホールディングス)入社。08年執行役員、10年取締役執行役員、12年同常務執行役員、15年同専務執行役員、18年副社長。大阪府出身。


日刊工業新聞2019年2月1日掲載

梶原 洵子

梶原 洵子
02月02日
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二人羽織のしゃべる犬のCMが印象的な日清紡HD。その名の通り、紡績会社として1907年に創業しましたが、今では車のブレーキやエレクトロニクスデバイスなど、多様な事業を展開しています。記事を見ると、変化への意欲の高い次期社長へのバトンタッチとなったようです。

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