新日鉄とエアバスの深イイ関係!チタン・鉄鋼で協力拡大へ
新日鉄住金は6日、欧エアバスとチタンおよび鉄鋼製品の共同研究や供給に関し、協力を拡大する覚書を結んだと発表した。主にエアバスの航空機向けに、チタン合金や特殊鋼・ステンレス製品を長期的に供給できるよう、両社で連携を深めていく。
新日鉄住金は1997年、エアバスに純チタンシートの供給を開始し、02年からは長期契約により、エアバスが使う純チタンシートの大半を供給。今年1月にはその供給契約を5年間延長した。ただ、エンジンなど基幹部品に使われるチタン合金に比べると、純チタンシートの数量は圧倒的に少なく、しかもその供給の大半は欧米メーカーが占有している。新日鉄住金では今回の覚書の締結により、そこに風穴を開けたいとしている。
新日鉄住金は1997年、エアバスに純チタンシートの供給を開始し、02年からは長期契約により、エアバスが使う純チタンシートの大半を供給。今年1月にはその供給契約を5年間延長した。ただ、エンジンなど基幹部品に使われるチタン合金に比べると、純チタンシートの数量は圧倒的に少なく、しかもその供給の大半は欧米メーカーが占有している。新日鉄住金では今回の覚書の締結により、そこに風穴を開けたいとしている。
日刊工業新聞2015年08月07日 機械・ロボット・航空機面