阪大、動き柔軟でしなやかな赤ちゃん型ロボ 基本骨格開発
本物の赤ちゃんと触れ合うような感覚
大阪大学大学院工学研究科の石原尚助教らの研究グループは、赤ちゃん型ロボット「Affetto(アフェット)」の基本骨格を開発した。駆動装置に工夫を施し、柔らかくしなやかな動作を実現。柔らかい皮膚を装着することで、本物の赤ちゃんと触れ合うような感覚を味わえるという。
従来の工業用ロボットとは異なる柔軟な動きの実現を目指し、関節部分の駆動装置に空気圧駆動方式を採用した。外から加わる力が効率良く内部の空気に伝わるように設計した。異なる動きをする2種類の駆動装置を、関節部分に多数装着している。
研究グループは今後、本物の赤ちゃんに近い感触の皮膚素材を検証するとともに、Affettoの完成を目指す。成果は、日本の国際学術誌アドバンスド・ロボティクス電子版に近日掲載される予定。
従来の工業用ロボットとは異なる柔軟な動きの実現を目指し、関節部分の駆動装置に空気圧駆動方式を採用した。外から加わる力が効率良く内部の空気に伝わるように設計した。異なる動きをする2種類の駆動装置を、関節部分に多数装着している。
研究グループは今後、本物の赤ちゃんに近い感触の皮膚素材を検証するとともに、Affettoの完成を目指す。成果は、日本の国際学術誌アドバンスド・ロボティクス電子版に近日掲載される予定。
日刊工業新聞2015年08月06日 科学技術・大学面