代理人も立てられる、高齢者向け資金管理アプリが発売へ
三菱UFJ信託銀行は17日、スマートフォンのアプリケーションを利用して高齢者の資金管理を支援する信託商品を3月中旬に発売すると発表した。アプリを通じて契約者やあらかじめ指定した受益者代理人が資金の払い出しを請求できるほか、家族なども入出金状況を閲覧できる。スマホで資金管理ができる信託商品は国内初という。
新商品「代理出金機能付信託(つかえて安心)」は、契約者が自分の意向をくんでくれる代理人を指定し、認知症などで契約者の判断能力が低下しても代理人が資金の引き出しを継続できる。
信託金額は200万円以上(上限なし)に設定。手数料として信託設定時に5000万円以下の部分で信託金額の1・5%(消費税抜き)、契約期間中は月480円(同)が必要となる。
資金の払い出し請求はアプリで簡単に行え、三菱UFJ信託銀が請求内容や入出金履歴を記録する。代理人以外の家族も支出状況をアプリで閲覧でき、代理人の不正利用防止につながる。
新商品「代理出金機能付信託(つかえて安心)」は、契約者が自分の意向をくんでくれる代理人を指定し、認知症などで契約者の判断能力が低下しても代理人が資金の引き出しを継続できる。
信託金額は200万円以上(上限なし)に設定。手数料として信託設定時に5000万円以下の部分で信託金額の1・5%(消費税抜き)、契約期間中は月480円(同)が必要となる。
資金の払い出し請求はアプリで簡単に行え、三菱UFJ信託銀が請求内容や入出金履歴を記録する。代理人以外の家族も支出状況をアプリで閲覧でき、代理人の不正利用防止につながる。
日刊工業新聞2019年1月18日