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ソラシドエア「角煮まんじゅう寝袋」で首都圏での認知度は上がるか!?

長崎線10周年記念キャンペーン
ソラシドエア「角煮まんじゅう寝袋」で首都圏での認知度は上がるか!?

折りたたむと”角煮まんじゅう”、広げると寝袋になる「角煮まんじゅう寝袋」(ソラシドのサイトから)

 長崎名物「角煮まんじゅう」を再現した寝袋が当たるキャンペーン「角煮まんじゅうに包まれて」を、スカイネットアジア航空(ソラシド エア)が8月から始める。羽田-長崎線が1日で就航10周年を迎えることを記念したもので、抽選で10人に当たる。

 寝袋はアウトドアブランド「NANGA」製で、マイナス30度の極寒でも耐えられる本格派。羽毛を使った4シーズン対応寝袋で、折りたたむと”角煮まんじゅう”、広げると寝袋になる。角煮の部分はウレタン製のクッションになっており、寝袋として使う際は枕として使える。

 キャンプや雪山、天体観測といったアウトドア用途のほか、室内に置くインテリアとしての使い方も提案している。ソラシドのウェブサイト内の特設ページで、クイズに答えて応募する。応募期間は8月1日から9月30日まで。また、9月1日から10月31日までに羽田-長崎線に搭乗した人を対象に、同路線の往復航空券や、角煮家こじまの角煮まんじゅう10個セットが当たるキャンペーンも実施。航空券は10人に、角煮まんじゅうは100人に、それぞれ抽選で当たる。応募は9月1日から11月15日まで。

 ソラシドは九州・沖縄方面に路線を展開しており、羽田発着5路線、那覇発着5路線の計10路線の国内線を運航。10月には初の国際線チャーター便となる宮崎-高雄便を10月17日と20日に1往復ずつ運航する。一方、首都圏での認知度が低いことから、角煮まんじゅう寝袋などをきっかけに利用者層の拡大を狙う。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
羽田-長崎線が10周年を迎えたソラシド エアが、長崎名物「角煮まんじゅう」を再現した寝袋が当たるキャンペーン。この記事はAviation Wireのツイッターでもかなりリツイートされていたのでネットでは興味をひくものでした。首都圏での知名度低迷をどう改善するかが同社の課題ですが、これも話題作りとしてひとつの手だと思います。

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