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長岡技科大、SDGs人材の教育プログラムを開始

モノづくりの町から世界へ発信
長岡技科大、SDGs人材の教育プログラムを開始

シンポジウム参加者(左)とカロムを楽しむ長岡技科大関係者

 長岡技術科学大学は、国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)の推進に向け人材を育成する教育プログラムを2019年4月に始める。「グローバルエンジニア論」などで構成し、学部生や大学院の生徒が受講できる。プログラムの開始は、同大が国連のプログラム「国連アカデミック・インパクト」でSDGsのゴール9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に向けた取り組みを担うハブ校に任命されたことに伴う。
(2018年12月6日)

SDGsゲームはサイエンスアゴラで最高賞


 長岡技術科学大学は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の訪問に合わせて「持続可能な開発目標(SDGs)」を楽しく学べる教育ゲームなどの学生らによる実演を実施した。

 同大が開発した「SDGs教育ゲーム」は、カードゲームや2人で遊ぶおはじきのようなボードゲーム「カロム」などからなる。地球の持つ課題や世界動向を盛り込み、楽しみながらSDGsへの意識を高められる。科学技術振興機構主催の「サイエンスアゴラ」で最高賞を受賞した。

 同大のSDGs達成を念頭に置いた技術者育成プログラムが6月、ユネスコに認定された。それを記念してユネスコ担当者を招いたシンポジウムを開くため、実演を決めた。
(2018年10月8日)

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日刊工業新聞12月6日掲載
松木喬
松木喬 Matsuki Takashi 編集局第二産業部 編集委員
長岡は高専あり、鉄工団地があり、製造業の街です。「国連アカデミック・インパクト」に参加する長岡技科大と地域が連携すると、その成果は国連へ、世界へと発信できるのではないでしょうか。

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