故岩田社長の後任未定ながら…任天堂の4―6月期営業黒字に転換
3DS販売好調、懸念のWii Uでもヒット作
【京都】任天堂が29日発表した2015年4―6月期連結決算は、営業損益が11億円(前年同期は94億円の赤字)の黒字に転換した。売上高も前年同期比20・8%増加。14年に発売した「Newニンテンドー3DS」の販売の伸びが持ち直しの要因となった。円安による為替差益は108億円だった。
据え置き型「Wii U」向けのソフトは、5月に世界発売したシューティングゲーム「スプラトゥーン」が162万本のヒットになったことに加え、14年に発売したゲームと連動させることができるフィギュア「アミーボ」の販売も堅調に推移した。
15年度のハードの販売計画は、3DSが計760万台、Wii Uは計340万台をそれぞれ計画。年末商戦に向けて有力ソフトの販売を控えることから、販売目標に対して「手応えはある」(広報室)としている。
11日死去した故岩田聡社長の後任については、時期も含めて未定とした。
据え置き型「Wii U」向けのソフトは、5月に世界発売したシューティングゲーム「スプラトゥーン」が162万本のヒットになったことに加え、14年に発売したゲームと連動させることができるフィギュア「アミーボ」の販売も堅調に推移した。
15年度のハードの販売計画は、3DSが計760万台、Wii Uは計340万台をそれぞれ計画。年末商戦に向けて有力ソフトの販売を控えることから、販売目標に対して「手応えはある」(広報室)としている。
11日死去した故岩田聡社長の後任については、時期も含めて未定とした。