【11/21 東京開催・沖縄県主催セミナー】健康長寿・沖縄は「医療機器の島」へ

 健康長寿の島と呼ばれた沖縄。生活習慣の変化などから現在は状況が変わった面がある。一方、医療関連では先進的な研究が進む。沖縄県は2018年度、製造業誘致の方針を新たに決定。対象の一つをバイオや医療機器とした。従来の全方位から高付加価値な製品分野に絞った形だ。広がりを見せる医療技術と製造業との相乗効果に期待がかかる。

 15年3月に返還された宜野湾市の米軍施設「西普天間住宅地区」。この跡地には琉球大学医学部と付属病院が移転を予定する。国と県が構想する国際医療拠点の中核施設だ。

 琉球大は脂肪幹細胞による再生医療分野で臨床成果を上げている。また、同大学発ベンチャーのグランセル(沖縄県西原町)は、再生医療の副産物である細胞培養液を原料に高機能化粧品を開発。県内で製造販売する。

 再生医療では、豊見城中央病院(同豊見城市)が食道がん手術後の食道狭窄(きょうさく)に対する分野で臨床実証中。東京女子医科大学から技術移転した細胞シートを活用する。7月には「世界初」(同院)の手術を中頭病院(沖縄市)と実施した。

 手術は患者の口腔(こうくう)粘膜細胞をシート状に培養し、内視鏡で患部に貼り付ける。移植のために専用デバイスを開発した。新たな医療領域では関連機器の開発や製造のニーズも生まれる。

 フルステム(那覇市)は、そんなニーズを捉えたベンチャーメーカー。再生医療に不可欠な細胞大量培養を、10億個単位で実現する装置を4月に発売。社長が医師・研究者である強みを生かし、南部徳洲会病院(沖縄県八重瀬町)などと実証研究を進めている。

セミナー概要


沖縄県は11月21日(水)、都道府県会館(東京都千代田区)で、医療機器関連企業を対象に「企業誘致ミニセミナー」を開催します。
主催:沖縄県  協力:日刊工業新聞社
日時:2018年11月21日(水)14:30~16:30/受付開始14:00
場所:都道府県会館 101号会議室(東京都千代田区平河町2-6-3)
http://www.tkai.jp/
対象:医療機器や関連製品・部品メーカー、医療機器関連企業など
定員:30名(企業の方対象) 参加無料

プログラム(予定)-----------------------------------------------------
・「アジアにおける医療機器ビジネスの可能性」
 日本貿易振興機構(ジェトロ)サービス産業部ヘルスケア産業課
 課長代理 櫻内政大 氏
・「沖縄県における投資環境・支援制度など」
 沖縄県 担当者
・質疑応答
【申込み、問い合わせはメールで】
naha-okinawa@media.nikkan.co.jp
 ※参加される方の、社名・氏名・住所・連絡先をメール本文に記載ください。

日刊工業新聞2018年11月8日

三苫 能徳

三苫 能徳
11月12日
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沖縄県が集積を目指す医療機器関連産業。半導体関連の精密機器メーカーや、那覇空港に整備した航空機整備拠点と関連した航空機関連とともに、企業誘致を進めています。

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