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「ロボットが気付かせてくれること」―センサー・ロボ連携の新サービス

NTTデータなど、共同実験開始
「ロボットが気付かせてくれること」―センサー・ロボ連携の新サービス

ロボットにタブレットアプリを通じて身体の不調を伝える

 NTTデータとNTT、ヴイストン(大阪市西淀川区、大和信夫社長、06・4808・8701)は28日、センサーとコミュニケーションロボットを連携する新サービスの共同実験を開始したと発表した。センサーなどから収集したデータから、ロボットが人に新たな行動や気付きを支援するといったサービスを目指す。

 具体的には介護現場で被介護者の体調に合わせた健康アドバイスの支援や、公共施設での学習支援、迷子防止対策などを想定する。

 3社は介護施設・高齢者住宅向けと公共施設向け、2種類の生活シーンのプロトタイプを開発した。2016年2月まで検証を行い、15年度内に実用化する予定。検証にはNTTデータのセンサーやロボを動作するクラウド基盤、NTTの端末連携技術と集音技術、ヴイストンのロボットを活用。
日刊工業新聞2015年07月29日 電機・電子部品・情報・通信面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
このサービスによって、コミュニケーションロボットの真価が発揮できるようになるのでは。ロボットがバトラーのような役割を担うようになるのでしょうか。

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