マツダの工場に「戦車」が登場!大型無人搬送台車が組み立て中の車両に伴走

いろいろ手を変え品を変え現場の人はカイゼンを進めていくのであります

 マツダは宇品第1工場(広島市南区)の車両組み立てラインで、巨大な無人搬送台車(AGV、写真)の運用を始めた。自動車1台分に使う部品を搭載し、組み立てるクルマの横を併走する。部品の棚をなくし、生産車種の変更に柔軟に対応できるようにする。

 子会社のマツダエース(広島県府中町)に発注し、53台を導入した。社内での愛称は「戦車」。樹脂バンパーやマフラーなどの大物部品を搭載し組み付けラインに併走する。「からくり装置」と呼ぶ動力源をつかわない仕掛けによって、ラインの途中で台車の上部が自動で半回転する。これにより積載量を上げ、作業性を高めた。

 通常の組み立てラインでは、一定数の部品をまとめて棚に載せ、ラインサイドに置く。ラインサイドまで部品を持っていく作業が非効率的な上、生産車種の切り替えに手間がかかるのが問題だった。

 これに対してマツダのラインは、あらかじめ1台分の部品を通い箱にピッキングして自動車と一緒に流す「キットサプライ方式」。以前から採用しているが、AGVを使わず、バンパーのような大物部品は載せられなかった。

日刊工業新聞2015年7月27日自動車面

清水 信彦

清水 信彦
07月29日
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 いろいろ手を変え品を変え、現場の人はカイゼンを進めているという話であります。
 トヨタだと、具体的な施策がよく話題になったり目立ったりするんですが、マツダなどほかのメーカーではそこまでとりあげられたりすることが少ないような。
 でも皆さん、乾いたぞうきんを絞るような努力をされているんですね。

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