中小製造業におススメ、機械単体で自動化する旋盤内蔵ロボ開発

オークマが2019年初に発売

 オークマは15日、数値制御(NC)旋盤内蔵型のロボットシステム「ARMROID(アームロイド)」を開発したと発表した。産業用ロボットを導入しなくても工作機械単体で加工対象物(ワーク)の着脱などを自動化できる。ティーチングなどロボット導入の手間を抑えられると中小製造業に提案する。2019年初からNC旋盤のオプションとして発売する。価格はシステム一式で1150万円(消費税抜き)。初年度販売目標は300件。

 NC旋盤「LB3000EXII」の加工室に4軸多関節ロボットを組み込んだ。旋盤前面のストッカーから最大5キログラムのワークを着脱・反転できる。昼間は小ロット品を手動で加工し、夜間は量産品を自動加工することで、人手不足でも生産性を向上できる。

 ロボット導入にはシステムインテグレーター(SI)の作業支援が必要で、SI不足もあり中小製造業にはハードルが高い。花木義麿社長は「人手不足に悩む中小が費用と手間を抑えて自動化できる」と意義を説いた。

 11月1日開幕の「日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」で初披露する。将来はLB3000EXII以外の旋盤や、複合加工機にも搭載する方針。

日刊工業新聞2018年10月16日

  

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