愛知県、「MRJ」の整備施設を新設へ
2015年度当初予算案に12億円計上
愛知県は2015年度に県営名古屋空港(愛知県豊山町)において、三菱リージョナルジェット(MRJ)の生産に必要な施設の建設を始める。MRJは三菱重工業が空港隣接地に設立予定の新工場で量産機の最終組み立てをする。県は完成した機体を空港内で整備できるよう、既設駐機場の改修や駐機場の新設などを進める考えだ。
県は整備費として、15年度当初予算案に12億779万円を計上した。MRJを駐機したり、整備したりするスペースを確保するため、約22万平方メートルの既設駐機場を改修。駐機スポットを再配置する。三菱重工の新工場と駐機場を接続する約5000平方メートルの進入路も設置する。約4万7000平方メートルの新駐機場も設ける。
15年度に2万7000平方メートル分を整備し、残りは16年度に施工する計画だ。 新工場は16年に稼働する見通し。工場稼働に伴うMRJの量産が本格化するのを踏まえ、空港の体制も整備する。
県は整備費として、15年度当初予算案に12億779万円を計上した。MRJを駐機したり、整備したりするスペースを確保するため、約22万平方メートルの既設駐機場を改修。駐機スポットを再配置する。三菱重工の新工場と駐機場を接続する約5000平方メートルの進入路も設置する。約4万7000平方メートルの新駐機場も設ける。
15年度に2万7000平方メートル分を整備し、残りは16年度に施工する計画だ。 新工場は16年に稼働する見通し。工場稼働に伴うMRJの量産が本格化するのを踏まえ、空港の体制も整備する。
日刊工業新聞2015年03月30日 建設・エネルギー・生活面