世界からロボットの英知を集めた「WRS」、今日から東京で
世界からロボットの英知を集めたワールド・ロボット・サミット(WRS)が17日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕する。各国から集結したチームがロボット技術などを競う競技会と、ロボットとのつながりを描いた現在と未来の姿を発信する展示会で構成する。ロボットの今と未来が一堂に集うサミットになる。
競技会のものづくり部門は精密部品組み立てを競う。普段は工場の中で黙々と働くロボットたち。工場から競技会場に場所を移し、ロボット技術を競う熱い戦いを繰り広げる。
インフラ・災害対応部門も普段は目に触れないロボットたちだ。小型重機のようなクローラー型ロボットや、くねくね走るヘビ型ロボットが被害者を捜索する。自然災害が相次ぐ日本の技術力を発信できれば、世界から支援要請が集まるかもしれない。
サービス部門は家庭やコンビニエンスストアで働くロボットが技を競う。これらのロボットはまだ社会に普及していない。数年後のロボットの姿を目の当たりにする。その隣ではジュニア部門の中高生が学校用と家庭用ロボットを開発する。将来、どんなロボットと一緒に働くのか、どのような社会になるかを考えさせられる。
WRSは経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の主催。競技会は23カ国・126チーム、展示会には91社・組織が参加する。最終日の21日には表彰式が開かれる。
競技会のものづくり部門は精密部品組み立てを競う。普段は工場の中で黙々と働くロボットたち。工場から競技会場に場所を移し、ロボット技術を競う熱い戦いを繰り広げる。
インフラ・災害対応部門も普段は目に触れないロボットたちだ。小型重機のようなクローラー型ロボットや、くねくね走るヘビ型ロボットが被害者を捜索する。自然災害が相次ぐ日本の技術力を発信できれば、世界から支援要請が集まるかもしれない。
サービス部門は家庭やコンビニエンスストアで働くロボットが技を競う。これらのロボットはまだ社会に普及していない。数年後のロボットの姿を目の当たりにする。その隣ではジュニア部門の中高生が学校用と家庭用ロボットを開発する。将来、どんなロボットと一緒に働くのか、どのような社会になるかを考えさせられる。
WRSは経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の主催。競技会は23カ国・126チーム、展示会には91社・組織が参加する。最終日の21日には表彰式が開かれる。
日刊工業新聞2018年10月17日