抗がん剤使用者に届けたい!口内炎の刺激を防ぐ液体とは?

ソレイジア・ファーマが開発

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口内炎に刺激を与えないようにする液体「エピシル口腔用液」
 ソレイジア・ファーマは抗がん剤治療の副作用である口内炎に刺激を与えないようにする液体「エピシル口腔用液」を開発した。口の中に膜をつくり、舌や食べ物が口内炎に触れた際の刺激を抑える。販売はMeiji Seika ファルマが手がける。保険適用価格は7520円。全国に20万人いるといわれる、抗がん剤使用による口内炎に苦しむ患者に届けたい考えだ。

 唾液と混ざるとゲル状になる物質を、口内炎用液として活用した。8時間ほど薄い膜が維持され、口内炎が刺激されるのを防ぐ。医薬品有効成分は入っていないため、副作用もない。大豆の油を使っており、大豆アレルギーでなければ誰でも使えるという。

 宮下敏雄取締役最高財務責任者は「副作用のない“医療機器”として販売している。口内炎で食べられないとがんと闘う体力も奪われる。負担を減らす助けになれれば」と話している。

日刊工業新聞2018年9月18日

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現在、中国でも医療機器としての販売許可を申請中。許可が降り次第、展開する予定だ。北京、上海、広州は自社で販売し、その他の地域は中国LEESファーマで販売する。

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