仮想通貨で再生医療を支援

NEGTECが寄付型クラウドファンディングサイト開設

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機器の目録を手渡す廣野高一NEGTEC代表取締役(左)
 NEGTEC(東京都港区、廣野高一代表取締役)は、同社が運営する仮想通貨の一種の「SakuraBloom(サクラブルーム、以下SKB)」を使って再生医療を支援する。仮想通貨によるクラウドファンディングのポータルサイトを開設した。重症下肢虚血や難治性骨折の治療に有効とされる再生医療用の機器を購入するための寄付を募る。

 今回の取り組みを通じ、骨髄や血液中から未分化な細胞「CD34陽性細胞」を抽出する機器「CliniMACS」の購入を支援する。集まったSKBが日本円換算で機器の購入代金へ達した段階で、機器導入を予定する医療機関へSKBを寄付する。医療機関はSKBを取引所で法定通貨に交換し、機器を購入できる。今後、医療機関へ50台以上の導入を目指す。

 CD34陽性細胞を利用した再生医療は、糖尿病や加齢現象による下肢血管の動脈硬化を原因とする厚生労働省の「先駆け審査制度」の対象となっている。

 SKBは、「ERC20」という規格に準拠しており、取引所でビットコインに交換できる。イベント来場などでもらえるほか、気に入った作品を応援する“投げ銭”に使うなど、生活の場で利用されている。今後、ヘルスケア分野での利用により、流通拡大を図る。

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梶原洵子
編集局第二産業部
記者

さまざまな使われ方が模索されています。

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