人工流れ星実現へ、超小型衛星の模型公開
宇宙ベンチャーのALE
宇宙ベンチャーのALE(東京都港区、岡島礼奈社長、03・3248・1630)は18日、世界初となる人工流れ星の実現を目指し開発中の超小型衛星「ALE―1」(エールワン)の模型を公開した。2018年度末に打ち上げ予定の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型固体燃料ロケット「イプシロン」に衛星の初号機を搭載する。8月の最終審査に向け準備を進める。
衛星の大きさは60センチ×60センチ×80センチメートルの直方体で68キログラム。衛星には金属を含む直径1センチメートルの球状の粒を放出する装置を搭載し、上空400キロメートルの軌道上の衛星から粒を打ち出す。上空60キロ―80キロメートルの大気圏に粒が突入し燃え尽きる際に発光する光が流れ星として見える仕組み。400粒を搭載し、1イベントで15粒程度を放出する。
20年春に広島・瀬戸内地域を中心に直径200キロメートルの範囲で人工流れ星を見られる。
現在衛星を2機開発しており、2号機は19年夏にも海外の民間ロケットで打ち上げる。2機のうち準備可能な衛星を使って流れ星を作る。2機の衛星の開発費用は20億円程度とみられる。
岡島社長は「人工流れ星を作って見せるビジネスを世界に展開したい」と笑顔を見せた。
衛星の大きさは60センチ×60センチ×80センチメートルの直方体で68キログラム。衛星には金属を含む直径1センチメートルの球状の粒を放出する装置を搭載し、上空400キロメートルの軌道上の衛星から粒を打ち出す。上空60キロ―80キロメートルの大気圏に粒が突入し燃え尽きる際に発光する光が流れ星として見える仕組み。400粒を搭載し、1イベントで15粒程度を放出する。
20年春に広島・瀬戸内地域を中心に直径200キロメートルの範囲で人工流れ星を見られる。
現在衛星を2機開発しており、2号機は19年夏にも海外の民間ロケットで打ち上げる。2機のうち準備可能な衛星を使って流れ星を作る。2機の衛星の開発費用は20億円程度とみられる。
岡島社長は「人工流れ星を作って見せるビジネスを世界に展開したい」と笑顔を見せた。
(2018年7月19日 総合3面)