地元企業で就職を!栃木県が3大学と協定
Uターン、Iターン促進なるか
【宇都宮】栃木県は15日、日本工業大学、神奈川大学、相模女子大学の3校と「UIターン就職促進協定」を結んだ。県内企業の求人情報やインターンシップ(就業体験)案内などを大学側に提供し、進学で県を離れた学生らの県内就職を促進する。企業情報に加え、県内の雇用環境や家賃相場、行政機関など生活情報も提供する。
調印式で日本工業大学の竹内貞雄学生支援部長は「学生の大企業思考も薄まっており、企業規模に関係なく地域のモノづくり企業で働きたい学生が増えている」と説明。その上で「中小企業の求人が大学まで届かないケースがあり、技術力のある中小の求人を提供してほしい」と要望した。馬場竹次郎栃木県副知事は「製造業を中心に中小企業は人材確保が課題になっている。学生には本県に戻り活躍してもらいたい」とした。
調印式で日本工業大学の竹内貞雄学生支援部長は「学生の大企業思考も薄まっており、企業規模に関係なく地域のモノづくり企業で働きたい学生が増えている」と説明。その上で「中小企業の求人が大学まで届かないケースがあり、技術力のある中小の求人を提供してほしい」と要望した。馬場竹次郎栃木県副知事は「製造業を中心に中小企業は人材確保が課題になっている。学生には本県に戻り活躍してもらいたい」とした。
2015年7月16日日刊工業新聞中小企業・地域経済面