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所沢駅に導入されたバリアフリースピーカーとは?

大きな音を出さなくても遠くまで響く
 西武鉄道は、所沢駅構内に、音声が聞きとりやすいスピーカー「ミライスピーカー=写真」を導入した。駅改札内に設けたリフレッシュスペース「とこてらす」で、埼玉西武ライオンズ主催試合のパブリックビューイングなどに使用する。大きい音を出さなくても遠くまで響く効果があることから、高齢者や音の聞こえづらい利用者の利便性にも配慮する。

 ミライスピーカーはサウンドファン(東京都台東区)が開発した独自の曲面振動板スピーカー。西武鉄道は試聴テストを行って効果が確認できたことから導入を決めた。多くの人に聞こえやすい“音のバリアフリー環境”を創出する。
日刊工業新聞2018年7月10日
梶原洵子
梶原洵子 Kajiwara Junko 編集局第二産業部 記者
鉄道業界では初めてだそうです。サウンドファンのホームページを見ると、銀行や薬局、教会、特別養護老人ホームなど、さまざまな場所に導入されています。

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