日本食ブームが止まらない。宝HDが米で食材の卸売拡充

中部・南部に営業・物流拠点を新設

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 宝ホールディングス(HD)は米国で日本食材の卸売事業を拡充する。今後5年内に、未進出の2―3州を対象に営業・物流拠点を設ける。海外での日本食ブームもあり、米国における日本食の食材卸市場は拡大すると判断。欧米や豪州の卸売会社のM&A(合併・買収)が一段落し、改めて最大市場の米国を攻略。将来的には業界シェアで現在の3番手からトップを目指す。

 2016年に連結子会社化した米ミューチャルトレーディング(カリフォルニア州)が日本食材の卸売事業を展開する。新拠点は、米中部や南部に構えるとみられ、既存の経営資源およびM&Aを活用する計画。日本食レストランが多い地域をターゲットに置く。従業員も現状比100人増の600人規模になる。

 同社の米国事業は、西海岸や東海岸を中心とする8州9拠点で展開し、18年3月期の売上高は約340億円。

 海外の日本食材卸事業を担当する宝酒造インターナショナル(京都市下京区)の伊藤和慶副社長は「米国における日本食材卸事業の売上高は年10―15%アップが最低ライン」とし、拠点拡大後は同15%以上の売上高増を目指す。

日刊工業新聞2018年6月29日

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日本食ブームが叫ばれて数年経つが、いまだにその勢いは衰えを感じない。

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