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近大が開発した「うなぎ味のナマズ重」ランチでいかが?

東京と大阪の料理店で24日から試験販売。価格は2200円で将来はニホンウナギの半分以下に
近大が開発した「うなぎ味のナマズ重」ランチでいかが?

「うなぎ味のナマズ御重」

 近畿大学は養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」2店舗で、うなぎ味のナマズを使ったランチメニュー「うなぎ味のナマズ御重」を24日に試験販売する。価格は消費税込みで2200円。大阪店(大阪市北区)と銀座店(東京都中央区)で、各店舗30食限定で提供する。

 ニホンウナギについては2014年、国際自然保護連合が「絶滅する危険性が高い絶滅危惧種」に指定するなど、資源枯渇の懸念が高まっている。同大学は種苗生産技術が確立しているマナマズに着目し、餌や水質を調整して、食味をうなぎに近づけたマナマズを開発した。試験販売の結果を研究に生かし、さらに高品質化を目指す。将来的には、ニホンウナギの半分以下の価格で提供したい考えだ。
日刊工業新聞2015年07月09日 建設・エネルギー・生活面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
この1、2年うなぎが特に高くなって気軽にランチにいけない。本社のある人形町にはうな丼、うな重が美味しいお店が多いのに。これは朗報。もっと安くなって欲しい。

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