阿多岐川に中部電力の小規模水力発電所。電力供給の“清涼剤”に
製造業が多い中部地区。安定した「電力供給と価格」をどう担保していくか
【名古屋】中部電力は木曽川水系の阿多岐川に「阿多岐水力発電所」(岐阜県郡上市)を完成し、7日に竣工(しゅんこう)式を開いた。最大出力は190キロワットで、一般家庭360世帯の使用電力量に相当する年間130万キロワット時を発電する予定。
岐阜県が管理する阿多岐ダムの直下に新設し、河川維持流量を有効利用する。2014年5月に着工し、投資額は数億円規模。同社は01年以降、同様の水力発電所を5カ所建設する計画を掲げており、今回が3カ所目。
岐阜県が管理する阿多岐ダムの直下に新設し、河川維持流量を有効利用する。2014年5月に着工し、投資額は数億円規模。同社は01年以降、同様の水力発電所を5カ所建設する計画を掲げており、今回が3カ所目。
日刊工業新聞2015年07月08日 建設・エネルギー・生活面