スターフライヤーが客室の「2クラス化」検討。他のLCCなどに対抗

18年度導入機体から。「機内エンターテインメントも議論」(松石社長)

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薄型シートを採用したスターフライヤーの12号機
 スターフライヤーは2018年に導入する14機目の機体から、客室仕様の変更を検討する。2クラス制導入も含め、仕様変更で収益改善を図る。同社は現在、9機のエアバスA320型機を1クラス150席で運航中。国内で同型機を運航する全日本空輸(ANA)は166席、ピーチ・アビエーションなど3社のLCCは180席で、他社よりもシートピッチに余裕があり、居住性の高さを売りにしている。

 就航前の2005年12月からこれまでに計13機のA320を受領しているが、初号機から4号機は、2013年10月以降リース会社へ順次返却済み。

 松石禎己社長は7月4日、14機目の仕様について「シートをどうするか、2クラスにしたらどうか、IFE(機内エンターテインメント)をどうするか、社内で議論している」と、北九州空港に隣接する訓練施設で語った。

 同社は今年5月1日、2015年度から2020年度までの5カ年の中期経営計画「“らしさ”の追求2020」を発表。2016年度までの2年間を、2017年度以降の成長戦略に備える「フェーズ I(第1期)」と位置づけ、2017年度以降の「フェーズ II(第2期)」は、成長戦略を別途策定していく。

 この中で、ブランド作りは黒を基調としたコーポレートカラーや機体デザイン、ロゴマークは不変としながらも、制服やカウンター、ウェブサイトのデザインは個別に変更を検討。また、サービス内容の再考に加えて、制服リニューアルなどを検討していく。

COMMENT

吉川忠行
Aviation Wire
編集長

スターフライヤーは2018年導入の機体から客室仕様の変更を検討しています。この中で2クラス化も案として出ているので、1クラスで席数を増やす場合との比較や、席数が増えた場合の課題などをまとめました。

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