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「ザバス」「ヴァーム」に続く“第三のブランド”投入も!?

明治、東京五輪に向けスポーツ栄養事業の売上高2倍に
「ザバス」「ヴァーム」に続く“第三のブランド”投入も!?

コンビニエンスストアやスーパーなどに販路を拡大

 明治は「ザバス」「ヴァーム」の2大ブランドからなるスポーツ栄養事業の売上高を、2014年度の124億円から15年度は136億円、20年度は約250億円と倍増を目指す。健康志向の高まりでスポーツを楽しむ人が増えていることに加え、20年の東京五輪開催に向け、一般の人のスポーツの関心が高まると判断。これまでプロ選手向け中心だった品ぞろえを一般にも広げ、販売ルートもコンビニエンスストアやスーパーなどに拡大を目指す。

 現在の販売ルートはドラッグストアとスポーツジム、フィットネスクラブが中心。陸上競技の福島千里選手や野球日本代表「侍ジャパン」などの公式スポンサーとして栄養サポートと並行し売り上げを伸ばしてきたが、プロや中高校生部活選手の拡販だけでは大幅増加は難しいとみて、一般向け商品を開発し販売ルートも広げる。

 ザバスは200ミリリットル紙パック入りで消費税抜き価格は121円と、一般乳飲料よりやや高い程度。7日にグレープフルーツ味も追加発売する。

 コンビニなど一般ルートでは機能性飲料やエナジードリンクとの競合も予想される。販売拡大に一般市場開拓は不可欠とみており、第三のブランド商品を出すことも検討する。
日刊工業新聞2015年07月07日 建設・エネルギー・生活面
斉藤陽一
斉藤陽一 Saito Yoichi 編集局第一産業部 デスク
ザバスとヴァーム、実は私もまだ飲んだことがありません。同社HPによるとザバス(SAVAS)は「Source of Athletic Vitality and Adventurous Spirit」の略称で、「競技に挑む力とあふれ出る冒険心の源」という意味を込めているとのこと。ヴァーム(VAAM)は「Vespa Amino Acid Mixture」の頭文字を取っており、「スズメバチのアミノ酸混合液」という意味だそうです。

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