ベトナム航空、ワシントンの空を飛ぶ!
ボーイングが787-9の初号機を引き渡し。式典で訪米中のベトナム共産党書記長らが見守るなか
ボーイングは現地時間7月6日、ベトナム航空(HVN)と機材更新や増強に向けた覚書を締結した。今後787-10と777-8Xを8機ずつの計16機について、HVNから受注獲得を目指す。
今月末に787-9の初号機を引き渡すことを記念し、ボーイングは6日、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港で式典を開いた。ベトナム戦争後、同国の最高指導者として初めて訪米中のベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長をはじめ、HVNのファム・ベト・タイン会長やボーイング民間航空機部門のレイ・コナー社長、政府関係者ら200人以上が出席。覚書は同式典で締結された。
HVNは787-9を8機発注済みで、エンジンは米GE製GEnx-1Bを採用。初飛行は5月に行われ、6月のパリ航空ショーでは、デモ飛行を披露している。
787は標準型の787-8、長胴型の787-9、超長胴型の787-10の3機種で構成され、787-9は787-8より胴体が6メートル長く、787-10は787-9と比べて5.5メートル長い。787-10の最終組立と試験飛行は2017年初頭、初号機の引き渡しは2018年を予定している。
一方、777Xの生産開始は2017年、初号機の引き渡しは2020年を予定。3クラスの標準座席数は777-8Xが350席、777-9Xが400席、航続距離は777-8Xが9300海里(1万7220キロメートル)以上、777-9Xが8200海里(1万5185キロメートル)以上を計画している。
HVNは787-9を受領後、ハノイーロンドン(ヒースロー)線に投入する予定。また、6月30日にはエアバスA350-900の初号機を受領している。A350は国内線のハノイ-ホーチミン線に投入後、、ハノイ-パリ線に導入する。
今月末に787-9の初号機を引き渡すことを記念し、ボーイングは6日、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港で式典を開いた。ベトナム戦争後、同国の最高指導者として初めて訪米中のベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長をはじめ、HVNのファム・ベト・タイン会長やボーイング民間航空機部門のレイ・コナー社長、政府関係者ら200人以上が出席。覚書は同式典で締結された。
HVNは787-9を8機発注済みで、エンジンは米GE製GEnx-1Bを採用。初飛行は5月に行われ、6月のパリ航空ショーでは、デモ飛行を披露している。
787は標準型の787-8、長胴型の787-9、超長胴型の787-10の3機種で構成され、787-9は787-8より胴体が6メートル長く、787-10は787-9と比べて5.5メートル長い。787-10の最終組立と試験飛行は2017年初頭、初号機の引き渡しは2018年を予定している。
一方、777Xの生産開始は2017年、初号機の引き渡しは2020年を予定。3クラスの標準座席数は777-8Xが350席、777-9Xが400席、航続距離は777-8Xが9300海里(1万7220キロメートル)以上、777-9Xが8200海里(1万5185キロメートル)以上を計画している。
HVNは787-9を受領後、ハノイーロンドン(ヒースロー)線に投入する予定。また、6月30日にはエアバスA350-900の初号機を受領している。A350は国内線のハノイ-ホーチミン線に投入後、、ハノイ-パリ線に導入する。