医療機器ベンチャー育成へスタンフォード大と提携した国立3大学
阪大、東大、東北大が連携し日本版バイオデザインプログラムを導入
大阪大学、東京大学、東北大学は29日、米スタンフォード大学と提携し、「ジャパン・バイオデザインプログラム」を10月1日より開始すると発表した。スタンフォード大のバイオデザインプログラムを導入し、医療現場のニーズに沿った医療機器の開発や、医療機器ベンチャーを起業する人材の育成を目指す。スタンフォード大との提携期間は3年間。
プログラムの受講期間は1年間。各大学から4人ずつ、合計12人が受講する。対象は修士課程以上の学生。このほか、医療機器関連企業に勤める社会人ら外部からも受講者を募る。阪大国際医工情報センター、東大医療イノベーションイニシアティブおよび東北大大院医工学研究科がそれぞれ提供する講義と、3大学とスタンフォード大が連携・提供する合同プログラムで構成される。
同日、阪大中之島センター(大阪市北区)で調印式が行われた。阪大大学院医学系研究科の澤芳樹教授は「スタンフォード大からプログラムの方向性を学び、3年後にはジャパン・バイオデザインプログラムの自立を目指す」とコメントした。
プログラムの受講期間は1年間。各大学から4人ずつ、合計12人が受講する。対象は修士課程以上の学生。このほか、医療機器関連企業に勤める社会人ら外部からも受講者を募る。阪大国際医工情報センター、東大医療イノベーションイニシアティブおよび東北大大院医工学研究科がそれぞれ提供する講義と、3大学とスタンフォード大が連携・提供する合同プログラムで構成される。
同日、阪大中之島センター(大阪市北区)で調印式が行われた。阪大大学院医学系研究科の澤芳樹教授は「スタンフォード大からプログラムの方向性を学び、3年後にはジャパン・バイオデザインプログラムの自立を目指す」とコメントした。
日刊工業新聞2015年06月30日 科学技術・大学面