20インチ対応・高感度の車載用ガラスセンサー
日本航空電子が開発
日本航空電子工業は、最大画面サイズが従来製品比2倍となる20インチ程度に対応した車載用静電容量式ガラスセンサー「TC230シリーズ」にラインアップを追加した。メタルメッシュ(金属細線)タイプで、光村印刷と共同で開発した。カーナビゲーションやカーオーディオなどへの搭載を想定し、車載メーカーなどに訴求する。9月の量産を見込む。価格は個別見積もり。
動作する温度の範囲はマイナス30―プラス85度C。厚みは1・1ミリメートル。日本航空電子工業は今まで酸化インジウムスズ(ITO)を用いた車載用静電容量式ガラスセンサーを製品化していたが、今回はメタルメッシュなどの高感度センサーを用いた。
同社が持つセンサー電極のメタルメッシュ化技術を用いたほか、光村印刷のフォトファブリケーション技術を利用することで実現した。フォトファブリケーションは光学技術と化学技術を組み合わせることで、金型を使わないで、複雑で微細な形状を高精度に作る精密加工技術。
動作する温度の範囲はマイナス30―プラス85度C。厚みは1・1ミリメートル。日本航空電子工業は今まで酸化インジウムスズ(ITO)を用いた車載用静電容量式ガラスセンサーを製品化していたが、今回はメタルメッシュなどの高感度センサーを用いた。
同社が持つセンサー電極のメタルメッシュ化技術を用いたほか、光村印刷のフォトファブリケーション技術を利用することで実現した。フォトファブリケーションは光学技術と化学技術を組み合わせることで、金型を使わないで、複雑で微細な形状を高精度に作る精密加工技術。
日刊工業新聞2018年3月13日