積水化学がちょうどいいサイズの太陽光・蓄電池を提案

リフォームでもスマートハウス化

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 積水化学工業は2日、エネルギー自給自足型への住宅リフォームを提案するパッケージ商品「グリーンシフト!」を11日発売すると発表した。
太陽光発電システム(PV)とリチウムイオン蓄電池、家庭用エネルギー管理システムの3点セットをまとめて提案。初年度売上高30億円を目指す。

 顧客ごとの住宅の仕様や家族構成、メンテナンス履歴などのデータと、これまでPVを導入した約16万棟から集めたデータを合わせて活用し、「顧客ごとにちょうどいいパッケージを提案する」(藤澤明範リフォーム営業部長)。

 蓄電池はシャープと共同開発。従来品に比べて3割小型化し、2階にも設置できる。パワーコンディショナーはPV用と蓄電池用の一体型を採用した。

 当面は自社の既存顧客を中心に販売する。「既存の住宅約52万棟のほとんどが顧客になる。新商品を武器に提案を進めたい」(桶谷省執行役員)。価格は出力4キロワットのPVと蓄電池、HEMSの3点セットで工事費を含めて360万円程度を想定する。

日刊工業新聞2015年07月03日 建設・エネルギー・生活面

COMMENT

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

こういうセットを待っていました。太陽光や蓄電池のメーカーはどうしても大型化した製品を提案しがちです。積水化学は16万棟のデータを解析し、ちょうどいいサイズを見いだしました。工事費込みで360万円なので太陽光150万、蓄電池150万といった価格でしょうか。蓄電池は大型化していて1台200万円する価格になっています。リフォーム向けというのも画期的です。年数十万棟の新築よりも、圧倒的に既築住宅が多いです。このセットは課題となっている既築のスマート化を推進してくれそうです。目標30億円と言わず、もっと販売してほしいです。

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