「ロボット・大国」をアピール!羽田空港に運搬・清掃用の人工知能ロボ

200キログラムの搬送能力、チェックインカウンターで荷物預かりなど。将来は感染病者の感知も

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搬送ロボットで運んだ荷物をHAL作業支援用(腰タイプ)を装着して移動する
 重い荷物も楽々運べます―。日本空港ビルデングは2日、次世代型ロボットを羽田空港旅客ターミナルに導入すると発表した。人工知能を備えた運搬ロボや清掃ロボ、作業支援ロボで、「低い姿勢でも作業が楽」と同社社員。人工知能ロボの空港配備は日本初とか。サイバーダインが開発し、秋までに11台を納入する。訪日外国人が急増する中、「ロボット大国・日本」をアピールするいい機会にもなりそう。

 日本空港ビルデングとサイバーダインが2日に発表した、羽田空港に導入する搬送ロボットと清掃ロボットは自律移動機能を持つ。搬送ロボットは200キログラムの搬送能力があり、チェックインカウンターでの荷物預かり補助や車いすの人の荷物運送補助などに役立てる。

 また、作業支援ロボットはセンサー技術により装着すると脳神経の信号を感知。自分の意思に従って重作業を補助し、体への負担を4割軽減する。店舗や自動販売機の補充作業に役立てる。

 同日会見した日本空港ビルデングの鷹城勲社長は「2020年に向けて案内ロボットやロボカートなども開発し導入する計画」と述べた。また、サイバーダインの山海嘉之社長は「将来は自律移動機能を持ったロボットに熱センサーを付けることで、MERS感染者などの空港での感知も技術的に可能となる」と述べた。

日刊工業新聞2015年07月03日1面/ 機械・ロボット・航空機

COMMENT

明豊
執行役員デジタルメディア局長 DX担当

アピールだけでなくどれだけ実用的か。実用的になればなるほど「人の仕事」は代替されていくのだろう・・人は、みんながみんが知的作業に移行できないし。

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