土にスマホがささる時代が来るとは…大起理化工業の土壌硬度検査

スマホと組み合わせて使える土中貫入式土壌硬度計

  • 0
  • 0
 【川越】大起理化工業(埼玉県鴻巣市、大島忠男社長、048・568・2500)は、スマートフォンと組み合わせて使える土中貫入タイプのデジタル式土壌硬度計「DIK−5532=写真」を1日に発売する。土壌にスピンドルを差し込み、圧力をロードセルで検出後、本体上部に装着したスマホにブルートゥースでデータを送信・表示する。価格はスマホ込みで47万8600円(消費税抜き)。農地の土壌改良用途向けに初年度50台の販売を見込む。

 対応スマホは防水など密閉性に優れた富士通製ARROWSM305に限定。アンドロイドで独自開発した測定表示システム(グラフ)を、スマホ付属のGPS機能と連動して利用する。

 グラフの縦方向は90センチメートルまでの深度、横方向は堅さを5パスカルまでの単位で表す。土中へのスピンドル貫入に伴い、深度に応じた堅さの値が折れ線グラフで表示されていく仕組みだ。

 スピンドル先端に置かれた重りの動きを検知し、適当な貫入速度を示唆する目安線も表示。一度に10件の測定履歴を表示できるため、比較検証が容易。深度1センチメートル刻みでの数値データの表示も可能だ。

 表示は、日本語、英語双方に対応。データ保存件数は1000件。本体電源は単2乾電池2本を使用する。スピンドルは長さ30センチ、60センチメートルをそれぞれ1本ずつ、先端のコーンは、ニーズに沿った取り換え式。

日刊工業新聞2015年07月01日 中小企業・地域経済面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

スマホやタブレットは、実はめちゃくちゃ専門的な分野にまで浸透しているってご存知でしたか?

関連する記事はこちら

特集