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ANA、羽田に「自動手荷物預け機」39台導入

進む空港のオートメーション
ANA、羽田に「自動手荷物預け機」39台導入

1日から運用を開始した「自動手荷物預け機」

 全日本空輸(ANA)は30日、羽田空港国内線第2旅客ターミナルに自動手荷物預け機(写真)を導入し、1日から運用を始めると発表した。利用者は操作案内に従って簡単に預け入れできる。

 日・英・中国・韓国の4カ国語対応で、係員なしの預け入れサービスは国内初という。待ち時間短縮や訪日外国人増加に対応し、人件費削減にもつなげる。今秋には新たな自動チェックイン機も導入する。内薗幸一副社長は手続きの処理などが「飛躍的に改善」すると述べた。

 2013年度の中部空港での試験運用では、係員のいるカウンターと処理時間が同等だったため本導入までに踏み切る。12月下旬に39台設置する。現在26台の係員のいるカウンターは9台まで減らす。投資額は非公表。
日刊工業新聞2015年07月01日 建設・エネルギー・生活面
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
空港で時間を取られる場所といえば、この手荷物預け場所とセキュリティーチェック。係員さんが付けてくれるあの長ーいタグを、今後は自分で付けられるようになります。最近はチェックイン(搭乗手続き)もオンラインや空港の機械でできるようになっているので、ますます便利になりそうです。

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