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アマゾンが産業用資材や研究開発用品に特化したECサイト

29日から開設。3Dプリンターなど170万点以上を取り扱う
 アマゾンジャパン(東京都目黒区)は、産業用資材や研究開発用品に特化した電子商取引(EC)サイトを29日に開設する。電気部品や計測機器、3Dプリンターなど170万点以上を取り扱う。企業や研究機関が必要な製品をインターネット上で手軽に買えるようにする。配送力も生かして購買需要を取り込み、法人分野を強化する。

 アマゾンは「産業・研究開発用品ストア」を開設する。BツーB(企業間)向けサイトは初めて。手袋、マスクといった消耗品、包装用品から、顕微鏡、旋盤、ベアリング、薬品などさまざまな商品を取りそろえる。現場での作業中に急きょ必要になった製品の購入や、定期購買に利用でき、企業や大学が同ストアで簡単に注文できるようにする。

 個人向けEC事業で培った配送力も活用して利便性を高める。注文が確定した当日の配送をはじめ、利用者の要望に応じて商品を届ける体制を構築しており、同ストアの迅速な商品配送にも生かす。

 アマゾンジャパンはこれまでも間接資材を取り扱ってきたが、需要が今後も高まることを踏まえて、専門の同ストアの立ち上げを決めた。スマートフォンの普及などに伴ってECサイトでの購入が増えることが見込まれ、企業に新たな購買手段として訴求する方針。

 また開設に関連して、7月1日から14日まで価格を最大約70%割り引くセール販売も実施する。同ストアの使いやすさを体験できる機会を提供し、顧客拡大につなげる。
日刊工業新聞2015年06月29日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
ベンチャーや中小企業のマイクロビジネスがやりやすくなるかも。「モノタロウ」よりもさらに品揃えの幅が広い感じ。それにしても配送は大丈夫なのだろうか。

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