AIで衛星画像を解析し、経済関連の変動データ割り出し
伊藤忠とスカパーが年内にサービス開始
伊藤忠商事とスカパーJSATは、人工知能(AI)で衛星画像を解析し経済関連の変動データを割り出すサービスを年内に始める。AIベンチャーの米オービタル・インサイトと連携。衛星画像から全世界の石油タンクを識別し、タンクにある浮き屋根の影の変化から貯蔵量を分析したり、市街地の交通量の変動を分析したりしてデータを提供する。先物取引の判断材料を求める投資家や、街づくりを進める自治体などに提案する。
伊藤忠商事とスカパーJSATは、衛星画像解析データの日本国内での提供について、オービタル・インサイトと代理店契約を締結した。オービタル・インサイトは低軌道衛星が撮影した衛星画像を独自のAIで解析して割り出した経済データなどを米国などで提供している。伊藤忠とスカパーは、そのデータを日本国内の投資家や行政機関などに提供する。
石油タンク貯蔵量の分析のほか、スーパーの駐車場に停車する自動車を検知してその数の変動を分析しスーパー運営事業者の業績を予測できるデータを提供する。自治体向けに、街づくりに活用できるデータの提供なども想定する。サービスの料金などの詳細は今後詰める。
伊藤忠商事とスカパーJSATは、衛星画像解析データの日本国内での提供について、オービタル・インサイトと代理店契約を締結した。オービタル・インサイトは低軌道衛星が撮影した衛星画像を独自のAIで解析して割り出した経済データなどを米国などで提供している。伊藤忠とスカパーは、そのデータを日本国内の投資家や行政機関などに提供する。
石油タンク貯蔵量の分析のほか、スーパーの駐車場に停車する自動車を検知してその数の変動を分析しスーパー運営事業者の業績を予測できるデータを提供する。自治体向けに、街づくりに活用できるデータの提供なども想定する。サービスの料金などの詳細は今後詰める。
日刊工業新聞2017年11月15日