北海道江別市民の健康データ活用、食事メニュー助言のアプリに
北海道情報大が開発、一般にも提供へ
北海道情報大学は、拠点を置く北海道江別市の市民らの健康データを生かし、健康管理に関する情報を提供するアプリケーションを開発する。特定の企業などを対象に実証試験を始める。それらの実施状況を踏まえ、2018年春にも一般への提供開始を目指す。
北海道情報大が開発するアプリは「LIR(Life Innovation Research)」。同大が江別市などと取り組んできた食の臨床試験システム「江別モデル」を生かす。江別モデルは約7500人のボランティアが登録しており、北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)の申請に向けて実施する臨床試験などに参加している。
LIRで使う健康データは、江別モデルに登録するボランティアの情報のほか、江別市内で健康チェックができる拠点も用意して収集する予定。
血液検査や体組成計測などのデータを活用し、機械学習で医師からの疾病予防や管理栄養士からの食事メニューなどを助言する。スマートフォンなどで、これらの情報を即時に確認できるようにする。
北海道情報大の西平順副学長は「実データがあるのが強みだ。人工知能(AI)を使った健康管理ができるようになる」と話す。地域密着の健康増進の取り組みとして進めていく構えだ。
北海道情報大が開発するアプリは「LIR(Life Innovation Research)」。同大が江別市などと取り組んできた食の臨床試験システム「江別モデル」を生かす。江別モデルは約7500人のボランティアが登録しており、北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)の申請に向けて実施する臨床試験などに参加している。
LIRで使う健康データは、江別モデルに登録するボランティアの情報のほか、江別市内で健康チェックができる拠点も用意して収集する予定。
血液検査や体組成計測などのデータを活用し、機械学習で医師からの疾病予防や管理栄養士からの食事メニューなどを助言する。スマートフォンなどで、これらの情報を即時に確認できるようにする。
北海道情報大の西平順副学長は「実データがあるのが強みだ。人工知能(AI)を使った健康管理ができるようになる」と話す。地域密着の健康増進の取り組みとして進めていく構えだ。
日刊工業新聞2017年11月3日