北海道江別市民の健康データ活用、食事メニュー助言のアプリに

北海道情報大が開発、一般にも提供へ

開発を進めるLIR
 北海道情報大学は、拠点を置く北海道江別市の市民らの健康データを生かし、健康管理に関する情報を提供するアプリケーションを開発する。特定の企業などを対象に実証試験を始める。それらの実施状況を踏まえ、2018年春にも一般への提供開始を目指す。

 北海道情報大が開発するアプリは「LIR(Life Innovation Research)」。同大が江別市などと取り組んできた食の臨床試験システム「江別モデル」を生かす。江別モデルは約7500人のボランティアが登録しており、北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)の申請に向けて実施する臨床試験などに参加している。

 LIRで使う健康データは、江別モデルに登録するボランティアの情報のほか、江別市内で健康チェックができる拠点も用意して収集する予定。

 血液検査や体組成計測などのデータを活用し、機械学習で医師からの疾病予防や管理栄養士からの食事メニューなどを助言する。スマートフォンなどで、これらの情報を即時に確認できるようにする。

 北海道情報大の西平順副学長は「実データがあるのが強みだ。人工知能(AI)を使った健康管理ができるようになる」と話す。地域密着の健康増進の取り組みとして進めていく構えだ。

日刊工業新聞2017年11月3日

COMMENT

とても良い動きですね。理系学生の技術力は世の中に大きな影響を与えられる。文系学生は時間がある分、様々な活動が出来ると思います。「学」がもっと世の中に染み出してくれればと感じます。

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