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三越伊勢丹が六本木に新タイプの小型店舗

中小型店の外部出店を加速、200店が目標
三越伊勢丹が六本木に新タイプの小型店舗

商品とアートの融合がコンセプト

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は東京都港区の六本木ミッドタウンにセレクトストア「イセタンサローネ=写真」を3日に開業する。伊勢丹新宿本店に連動するサロンの役割を持つ新業態。「商品とアートの融合」をコンセプトに、宝飾品や婦人服、婦人雑貨など約90ブランドを展開する。東京ミッドタウン周辺を戦略マーケットとして位置付け、新規顧客獲得を目指す。屋久杉や敷瓦などを使って空間を構成し、大型フィッティングルームを設けた。

 大西洋社長は「イセタンサローネを2019年3月期までに10店舗で展開したい」と意欲をみせた。同社はイセタンサローネや雑貨・食品の販売を中心とした小型店「エムアイプラザ」などの中小型店数を、現在の87から19年3月期内に約200に引き上げる方針だ。

日刊工業新聞2015年04月03日 建設・エネルギー・生活1
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
投資がかかる大型店をドンと出すよりも中小型店で攻める戦略?

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