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レーザー加工技術応用したクリスタルアート作品を投入 

レーザー加工技術応用したクリスタルアート作品を投入 

レーザー加工技術を応用したクリスタルアート製品

大光製作所(静岡県磐田市、橋本正光社長)は、ガラス内に微細な彫刻を施すレーザー加工技術を応用したクリスタルアート製品(写真)を発売した。浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」と「出世法師直虎ちゃん」で市内のショップや自社のネットショップを通じ販売する。

レーザーでガラス内に彫刻し、立体的な絵柄を浮かび上がらせる。微細加工とプログラム技術の融合により、既存技術より細かいドットで滑らかな線や面を描くことが可能。

消費税込みの価格はクリスタルアート2500円、キーホルダー1200円。年内に各500個の販売を目指す。

同社は精密板金・溶接加工が主力。2006年にレーザーアート事業に参入した。これまでにピーターラビットなどのキャラクター製品やノベルティを展開。今後は「見た目にわかりやすいクリスタルアートで技術力をアピールし、応用分野を広げたい」(橋本社長)としている。
日刊工業新聞2017年9月4日
松井里奈
松井里奈 Matsui Rina 総合事業局イベント事業部 副部長
同社はクリスタルアート作品の専用販売サイトも設けており、保有技術を活かしたBtoC事業に積極的に取り組んでいる。

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