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フィンエアー、成田増便へ。来年5月からダブルデイリー

フィンエアー、成田増便へ。来年5月からダブルデイリー

ヘルシンキー成田線を増便するフィンエアー

 フィンエアー(FIN)は、夏ダイヤ期間の2018年5月からヘルシンキー成田線を増便し、1日2往復のダブルデイリーで運航する。

 10月28日までの現在の夏ダイヤでは、ヘルシンキー成田線は週11往復で、週7往復(1日1往復)のAY073/074便と、週4往復のAY071/072便を運航。成田行きAY073便は、ヘルシンキを午後5時15分に出発し、翌日午前8時55分に成田へ着く。ヘルシンキ行きAY074便は午前11時に成田を出発して、午後3時20分に到着する。

 6月に就航したAY071/072便は、成田行きAY071便がヘルシンキを午後4時45分に出発し、翌日午前8時5分に成田へ着く。ヘルシンキ行きAY072便は午前9時50分に成田を出発して、午後1時50分に到着する。出発日はヘルシンキ発が日曜と月曜、水曜、金曜で、成田発はそれぞれ翌日となっている。

 増便となるのはAY071/072便で、5月12日のヘルシンキ発から増便して週7往復化。AY073/074便と合わせて、ダブルデイリー化する。2018年夏ダイヤ期間の運航スケジュールは、確定次第発表する。

 機材は、AY071/072便がエアバスA350-900型機で、AY073/074便はA330-300かA350-900を投入。フィンエアーは、A350の初号機(OH-LWA)を2015年10月に受領し、日本路線への定期便導入は今年6月から始めた。座席数は3クラス297席で、ビジネス46席とエコノミーコンフォート43席、エコノミー208席となっている。

 また、夏ダイヤの季節便として2016年5月7日から運航を始めたヘルシンキ-福岡線を、2018年夏ダイヤでも運航。出発日は火曜と木曜、土曜で、福岡発はそれぞれ翌日となる。機材はA330-300(2クラス263席:ビジネス45席、エコノミー218席)を使用する。

 フィンエアーの日本路線は成田と福岡のほか、関西(AY077/AY078便)と中部(AY079/080便)にそれぞれ週7往復就航している。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
フィンエアーが来年5月からヘルシンキー成田線を増便。ダブルデイリーになります。

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