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駅ビル開業で盛り上がる大分、さらに勢いに乗れるか!

7月にJR「デスティネーションキャンペーン」がスタート
駅ビル開業で盛り上がる大分、さらに勢いに乗れるか!

JR駅に張られる観光ポスター

 7―9月の3カ月間、大分県でJR各社と官民が連携した観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン(DC)」が開かれる。広瀬勝貞知事は「温泉、食、自然にふれた夏の大分県を全国に売り込む」と意欲をみせる。DC実行委員会は期間中の観光客数を前年同期比15%増、経済効果100億円を見込む。

 DCのキャッチコピーは「いやします。ひやします。おんせん県おおいた」。6月から、おんせん県の魅力を強調したポスターやガイドブックを全国のJR各駅に掲示・配布する。このほかJR九州も8月からスイーツ提供列車「或(あ)る列車」を運行するなど関連商品を企画して盛り上げる。

 同県でDCを開催するのは20年ぶり。広瀬知事は「DCを起爆剤に地域の元気につなげたい」と、観光誘客に癒やしのおもてなしで、熱いラブコールを送る。(大分)
日刊工業新聞2015年06月10日 列島ネット1面
三苫能徳
三苫能徳 Mitoma Takanori 西部支社 記者
 本文と直接関係ないですが、最近は“ご当地もの”のキラーコンテンツといえば、NHKの大河ドラマと朝ドラですよね。「寅さん」とか「釣りバカ」みたいなシリーズ映画が、地方の観光地を盛り上げる時代はもう来ないのでしょうか・・・。

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