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機内VRサービスで何が体験できる?

JTAが新「新ジンベエジェット」で11月から
機内VRサービスで何が体験できる?

JTAが新ジンベエジェットの機内で放映するVRコンテンツのイメージ(同社提供)

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は、11月上旬に就航予定の特別塗装機「新ジンベエジェット」(ボーイング737-800型機、2クラス165席)で、機内Wi-Fiを使ったVR(仮想現実)コンテンツのサービスを始める。乗客に簡易型VRグラスを無料配布し、自分のスマートフォンに装着して楽しんでもらう。

 現行の「ジンベエジェット」は、2012年12月26日に就航した初号機(737-400、登録番号JA8939)と、2014年1月5日就航の2号機「さくらジンベエ」(737-400、JA8992)の2機。沖縄美ら海水族館とのタイアップで、初号機は同水族館の人気者、ジンベエザメの「ジンタ」をイメージした青を基調としたデザインで、ピンクの2号機はジンタのガールフレンドをイメージした。

 今回のVRコンテンツの視聴には、乗客が専用アプリをダウンロードすることなく、ウェブブラウザーベースで視聴できる加Diplloid社製VRビューアーを使用。機内VRサービスで専用アプリが不要なものは、世界初だという。

 サービス開始は、新ジンベエジェット就航と同時で11月上旬を予定。対象便は新ジンベエジェットと新さくらジンベエで運航する便で、飛行時間が短い沖縄県内路線は除く。機内で無料配布する簡易型VRグラスを乗客のスマートフォンに装着し、機内Wi-Fiサービスを使ってJTAオリジナルのVRコンテンツを視聴できる。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
日本トランスオーシャン航空(JTA)が、11月上旬に就航予定の特別塗装機「新ジンベエジェット」(ボーイング737-800型機)で、機内Wi-Fiを使ったVR(仮想現実)コンテンツのサービスを開始。

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