ガンダムっぽい!?バンダイナムコグループが石垣島でEV船を運航へ

メカニックデザイナーの石渡マコト氏がデザイン

石垣島で商業運航する予定のEV船「vibes one」

 VIBE(東京都中央区、本田耕一社長、03・6833・7890)は4月にも、沖縄県石垣市で電動船(EV船)の商業運航を始める。リチウムイオン二次電池で航行する。沖縄県の分散型エネルギー研究事業で建造し、現在は石垣港を母港に実証試験を行っている。2015年度で同事業が終わるため転用。静かでクリーンな船として石垣島観光の新たな目玉にする。  船名は「vibes one(ヴァイブスワン)」。アルミ合金製で総トン数19トン。出力55キロワットの推進用モーター2基を備える。リチウムイオン二次電池だけで最高速度10ノット以上、約2時間の運航が可能。非常用発電機も備える。  貸切の観光遊覧船とし、船内で飲料を提供する。運用は現地の観光業者に委託する。料金は3時間25万円(消費税抜き)を想定。旅客定員は32人で、提供するサービスにより利用可能人数は変わる。  今回の船は国建(那覇市)、新糸満造船(沖縄県糸満市)と共同で沖縄県の「亜熱帯・島しょ型エネルギー基盤技術研究事業」の補助を受けて新造した。研究は東海大学と共同で行った。石垣港離島ターミナルに設置した太陽光発電と蓄電池による充電基地とともに運用する。  VIBEはバンダイナムコエンターテインメントの子会社。  船体を建造したのは大阪道頓堀のEV船「あまのかわ」などで実績のある、ツネイシクラフト&ファシリティーズ(広島県尾道市)。デザインは漫画「機動戦士ガンダムU.C.0096ラスト・サン」で、メカニックデザインを担当した石渡マコト氏が手がけた。

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