大廃炉時代の到来?中国電、島根原発1号機の廃炉に着手
【広島】中国電力は島根原子力発電所1号機(松江市)の廃炉作業に着手した。2045年度の全設備の撤去まで4段階に分けて工事を進める。第1段階を解体工事準備期間と位置づけ、21年度まで解体撤去方法の策定、施設内の放射能量のデータ収集などを行う。原子炉本体の解体撤去は第3段階で、30年度から始める。
第1段階では作業者の放射線被曝を低減するための方法や、廃棄物発生量を高精度で評価するための調査が主体。正確なデータ取得に必要な周囲からの放射線影響を遮る遮蔽(しゃへい)体を設置する場所を21カ所決めるマーキングなども行う。
第1段階では作業者の放射線被曝を低減するための方法や、廃棄物発生量を高精度で評価するための調査が主体。正確なデータ取得に必要な周囲からの放射線影響を遮る遮蔽(しゃへい)体を設置する場所を21カ所決めるマーキングなども行う。
日刊工業新聞2017年8月4日