フィンテックが起業のハードルを低くする。千葉銀がネットで法人口座開設
freeeと協業し手続きを簡素化
千葉銀行は法人普通預金口座開設のインターネット受け付けを始めた。フィンテックベンチャーのfreee(東京都品川区)と協業し、同社の会社設立書類の作成を支援するサービスと連携する。法人口座開設を起業の手続きと一体化し起業時の負担を抑える。千葉銀によると法人預金口座開設のインターネット受け付けは地方銀行初という。
freeeが提供する「会社設立freee」は、サイト上で必要事項を入力すると登記書類など会社設立に必要な資料を最短5分で作れる。新サービスでは、サイトへの入力情報を千葉銀のシステムに転送し、口座開設の申請をインターネット上で完了できる。
法人預金口座の新規開設には通常複数回の来店が必要だが、新サービスを使うと事前に仮審査が済むため原則1回の来店ですむ。申込書類の記入負担も減らせる。
まず中央支店(千葉市中央区)など4店で試行的に始め、その後取り扱い店舗を拡大する予定だ。
freeeが提供する「会社設立freee」は、サイト上で必要事項を入力すると登記書類など会社設立に必要な資料を最短5分で作れる。新サービスでは、サイトへの入力情報を千葉銀のシステムに転送し、口座開設の申請をインターネット上で完了できる。
法人預金口座の新規開設には通常複数回の来店が必要だが、新サービスを使うと事前に仮審査が済むため原則1回の来店ですむ。申込書類の記入負担も減らせる。
まず中央支店(千葉市中央区)など4店で試行的に始め、その後取り扱い店舗を拡大する予定だ。
日刊工業新聞2017年4月28日