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二条城の桜、日産「リーフ」の電力でライトアップ

ニチコンのシステムが活躍。明日まで
 電気自動車(EV)で夜桜を楽しむ粋なひとときはいかが―。ニチコンのビークル・ツー・ホーム(V2H)システム「EVパワー・ステーション」が、桜のライトアップで活躍中だ。場所は京都の世界遺産、二条城。「二条城桜まつり2017」の観覧コースの一番奥「緑の園」で、日産自動車「リーフ」から電力を取り出し供給している。

 V2HシステムはEVから給電する技術で、停電時やEVを走らせない夜間の電力供給を実現する。こうしたV2Hシステムの魅力をより広く知ってもらうため、ニチコンはライトアップへの参画を決めた。観覧時間は18―21時。イベントは16日まで開催する。

 同社はV2Hシステムを2012年に市場に投入。EVの普及と合わせ、一般家庭向けの展開を強化している。大政奉還から150年を迎える中、V2Hシステムでスマート社会の新時代の幕開けを後押しする。

日刊工業新聞2017年4月14日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
車載電池関連メーカーもこれから競争が大変。桜のようにパッと咲いて散らないように。

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