新型「CR-V」のハンドルがいい感じな理由
ショーワの操舵感が高い新し電動パワステを搭載
ショーワは、新開発の「デュアル・ピニオン・アシスト・電動パワーステアリングシステム(DPA―EPS)」を、ホンダが2016年11月に米国で生産開始した新型スポーツ多目的車(SUV)「CR―V」に納入した。従来のシステムより操舵(そうだ)感が高い上、効率的に高い出力を得られる。今後は他車種への拡販を図る。
DPA―EPSは、従来のシステムと異なり、ドライバーの操作が入力されるハンドル側と、出力側双方に、ピニオンと呼ばれる部品を設け、モーターの駆動力で操舵力をアシストする。アシストする機構がハンドルからつながる入力軸から遠ざかって配置されているため、モーターなどから発せられる振動の影響を受けにくい。そのため、従来の油圧式パワーステアリングシステムと同じレベルの操舵感を得られる。最適な減速比を設定できるため、効率的に高出力を得られる。
CR―Vは16年11月22日、米オハイオ州のイーストリバティ工場で生産を開始。現在までの米国における累計販売台数はおよそ400万台に達し、人気が高い。ショーワは同車向けに、DPA―EPSのほか、ショックアブソーバーも納めている。
DPA―EPSは、従来のシステムと異なり、ドライバーの操作が入力されるハンドル側と、出力側双方に、ピニオンと呼ばれる部品を設け、モーターの駆動力で操舵力をアシストする。アシストする機構がハンドルからつながる入力軸から遠ざかって配置されているため、モーターなどから発せられる振動の影響を受けにくい。そのため、従来の油圧式パワーステアリングシステムと同じレベルの操舵感を得られる。最適な減速比を設定できるため、効率的に高出力を得られる。
CR―Vは16年11月22日、米オハイオ州のイーストリバティ工場で生産を開始。現在までの米国における累計販売台数はおよそ400万台に達し、人気が高い。ショーワは同車向けに、DPA―EPSのほか、ショックアブソーバーも納めている。
日刊工業新聞2017年1月13日