次世代太陽電池、東芝エネシステムズが8月に検証開始
東芝エネルギーシステムズ(川崎市幸区、島田太郎社長)は、東京都港湾局と臨海副都心の青海地区で次世代型太陽電池の室内環境における有効性の検証事業を8月28日に始める。期間は2027年3月31日まで。オフィスビル内などでの活用を見据え、東芝グループが開発したフィルム型モジュールの次世代型太陽電池を建物内に曲面設置し、発光ダイオード(LED)照明などの発電継続性や耐久性の確認をする。
次世代型太陽電池の実用化に向けた技術開発を推進し、脱炭素社会の実現とエネルギーの安定確保につなげる狙い。
日刊工業新聞 2024年7月11日